8月最終週市場展望

地政学リスクとトランプ政権リスクの中で雇用統計に注目

地政学リスクとトランプ政権リスクの中で雇用統計に注目1

先週のドル円は、
上値と下値が限定された展開が続きました。

 

ただ、
現時点では円高に振れるリスクのほうが高いと言えるかもしれません。

 

北朝鮮の地政学リスクはいまだくすぶっており、
先週土曜日の早朝にはミサイルを発射したという報道が流れました。

 

さらに、
ドナルド・トランプ大統領の政権についても不安定な状況が続いており、
その政策実行能力に疑問の声が高まり続けています。

 

そのような中、
今週はアメリカの雇用統計の発表が予定されています。

 

ご存知の通り、
アメリカの雇用統計は市場に最も大きなインパクトを与える経済指標であり、
雇用統計をきっかけにトレンドが発生するケースも多々ありますので、
金曜日に予定されている雇用統計には注目したいところです。

 

では、
バイナリーオプションにおけるテクニカルチャートのポイントを見ていきましょう。

 

ドル円のエントリーポイント

地政学リスクとトランプ政権リスクの中で雇用統計に注目2

これはドル円の日足のテクニカルチャートです。

 

ローソク足の実体部分がフィボナッチの0.0%ラインを完全に割り込むことなく、
下値の堅さを感じられますが、上値も限定的です。

 

この要因は北朝鮮の地政学リスクとトランプ大統領の政権実行能力に対する不安と考えられ、
これらが払しょくされない限り、上値を伸ばす可能性は低いと見たほうが良いかもしれません。

 

バイナリーオプションにおいては、基本的にはハイで攻めていき、
雇用統計後にトレンドが発生すれば、
トレンドに沿ったエントリーをしていきたいと考えています。

 

バイナリーオプションでポイントとしたいのは以下の通りです。

【ドル円のポイント】
①ローソク足の実体がフィボナッチ0%ラインを割り込めば108円までローで攻める
②フィボナッチ23.6%まで戻せばローでエントリー
③フィボナッチ38.2%まで戻せばローでエントリー
④フィボナッチ38.2%を上回れば50.0%ラインまでハイで攻める


8月5週目ファンダメンタルズのポイント

アメリカの雇用統計
トレンドの起点となる可能性があるアメリカの雇用統計だが、
今回については行って来いになる可能性もある。

 

9月9日は北朝鮮の建国記念日であり、
ミサイル発射懸念が付きまとうため、
雇用統計がよほどインパクトのある内容でなければ、
新たなトレンドは生まれないかもしれない。

 

【北朝鮮の地政学リスク
今月末にかけてアメリカと韓国の合同軍事演習が行われるが、それが終わったとしても、
北朝鮮の建国記念日である9月9日には要注意。

 

仮にミサイルを発射し、
アメリカや日本などが迎撃したとすれば、
軍事衝突に発生する可能性があり、その場合は有事の円買いにつながる。

 

トランプ政権への信頼
トランプ大統領への信頼は、日に日に低下しているように感じる。
国境の壁の建設については断行すると発言しており、
トランプ政権というより、トランプ大統領本人にリスクがあるのかもしれない。
トランプ大統領の発言で相場が動くケースも多々あるため、発言には要注意だ。

 

 

主な経済指標

【8/29(火)】
8:30 失業率(日)
8:30 有効求人倍率(日)
23:00 消費者信頼感指数(米)

 

【8/30(水)】
20:00 MBA住宅ローン申請指数(米)
21:30 GDP(米)
22:15 パウエルFRB理事講演(米)

 

【8/31(木)】
8:50 鉱工業生産(日)
10:00 製造業PMI(中)
21:30 個人所得(米)
21:30 新規失業保険申請件数(米)

 

【9/1(金)】
8:50 法人季報設備投資(日)
21:30 雇用統計(米)
22:45 製造業PMI(米)
23:00 ISM製造業景況指数(米)
23:00 ミシガン大学消費者信頼感指数(米)

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